2011年05月30日

幸福な生活

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幸福な生活:百田尚樹

全18話のショートショートです。
2話3話と読み進めるうちに、どこが「幸福な生活」なんだと感じた。
内容はTV「世にも奇妙な物語」的なものです。本の帯に書かれている通り「最後の1行が衝撃的な小説」
数話読むうちに誰でも結末を推測しながら読むようになると思う。
でも、ほぼ予想外な最後の1行。
話によってはオチが完全に見えるものもあるがストリーの展開と最後の「ひとこと」の味付けが上手いので思わず「そう来るか」とハマってしまい一気に読んでしまった。

著者の「永遠のゼロ」の最後は唸らされたがこの本も最後の1行の一言が何とも言えず凄い。
この後どうなるのかという余韻の残し方もいい。

最後まで読み終えたとき「幸福な生活」というタイトルに妙に納得してしまった。
案外、人の人生ってこんなものなのかと思ったり、いやそんな話はない、これは小説だと考えたり。

恐怖、不思議、笑い、安堵、戦慄いろいろな結末が1冊で味わえる奇妙な物語。





posted by koudou at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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