2008年09月25日

なぜ君は絶望と闘えたのか・本村洋の3300日

3300.jpgなぜ君は絶望と闘えたのか・本村洋の3300日

光市母子殺人事件。
死刑判決までの9年間の長く苦しい戦いの軌道です。

犯人を弁護する「人権派」弁護士たちを見て何を言ってるんだと疑問に思った人も多いかと思う。
それに比べ本村氏がマスコミに出るたびに成長してゆく姿が印象的だった。
書店でこの本を見たときは迷わず手にした。

捕まった犯人が少年だったというだけでその情報は一切伏せられた。一方、本村氏本人の会社や住所、殺された妻と子供の名前は何の了承もなく全て公表される。マスコミは家族の写真を求め会社や同僚、友人宅まで押しかける。

犯人は少年法によって二重三重に守られ、すぐに国選弁護人がつき、法的、精神的なアドバイスを行い人権を守るためと称して警察やマスコミを監視したり警告を発するが本村氏には法的なアドバイスや精神的なケアをする人は誰もいない。

そんな状況で裁判は進められる。TVで見る本村氏はいつも冷静で理路整然と語る。見るたびに「強い人だと」いつも感じていたが実際は何度も挫折し自殺を考えたのも一度や二度ではなかったという。

本村氏と彼を取り巻く多くの人々の執念は時の総理大臣、小渕氏、小泉氏までを動かし被害者と遺族の権利を司法界に確立させた。


本書より
【2008年5月3日本村氏の姿は小倉南区の静かな丘陵地帯に広がる九州霊園にあった。

霊園の一番高い場所には展望台があり、そこからは小倉の穏やかな風景が一望できる。

本村氏が弥生さんと何度もデートにやってきた場所である。

その思い出の地に、弥生さんと夕夏ちゃんは眠っている。

彼はお墓に語りかけた「今日はね、1つだけいい報告があります。仇をとったよ。死刑判決がでたからね・・・」

その報告は意外に思うほど簡潔だった】


本村氏は9年間、人の死を実現するために闘った。家族を守れなかった彼は「死刑判決」を勝ち取り社会に正義を示すこと以外、妻と子に対する罪悪感を晴らす術はなかった。判決後、本村氏がこの本の筆者に語ったのは勝利の喜びではなく「死生観」だった。

「命」と真剣に向き合った9年間の戦い、是非読んで欲しい一冊。



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